物販・産直

海のものなら、ワカメやコンブ、ウニ、アワビ、サケ、イカ、カニなどさまざまな種類が味わえ、長く保存するために保存方法も様々な工夫が凝らされています。
山のものなら、春のバッケ（ふきのとう）にはじまって、タラの芽、コシアブラ、しどけ、こごみ、ウルイ、ウド、ワラビ、ゼンマイ、秋は菊の花、マツタケをはじめとする多種多様なキノコ群。
当日朝にキッチンで焼き上げたパンやお土産物も種類が充実しており何度訪れても飽きない売り場、購入した商品を2階の休憩スペースに持っていき食べることもできます。

国内で流通するワカメは、ほとんどが外国産（中国産）、また国内で養殖されるワカメはほとんどが交配種を他所から購入して育てられています。
そんななか、たのはたワカメは天然採種、つまり太古より地域に根づいてきた原種のワカメを脈々と受け継いでいるのです（原種のワカメが残っている地域は世界でも３～４カ所しかないそうです、そのうちのひとつがたのはたワカメ）。しかもそのワカメの種類はかなり特異で、世界一の大きさを誇り、世界一肉厚なワカメとなっており、他にはないオンリーワンのワカメです。そのようなワカメが育つ理由は、田野畑村の地理的環境に要因があります。もともと海水温が低いことに加え田野畑村には大きな河川がないため海水温が上昇しにくく、結果「世界一冷たい海水」で養殖されるワカメとなっており、さらには湾がないため「外海の荒波にさらされ続け」ます。そのような過酷な環境で育ったからこそ世界的にも稀有な種へと進化したのです。

たのはた牛乳・山地酪農牛乳という2大ブランドと、そこから作られるヨーグルト・チーズ・アイス・ジェラート…etcの加工品も充実。海のモノ山のモノだけではなく、実は田野畑と言えば乳製品も有名。